病気とそうでない境界
精神的な病は身体的病と違い目に見えるものではない
確かに、露骨に公共の交通機関に乗っていて、この人はと思う人はいる。しかし通常街中を歩く上ですれ違った程度ではわからない。
ところで、精神的な病は何を線引きとして(この人は病気)(この人は病気じゃない)等とするのか
病院に行って診断をされたらなのか、では本人が自覚なく病院に行ってない場合はどうなのか。
私は様々な人と関わる中で、この人は少し心が病気だなと思う人も、わがまま言ってるだけだなと思う人も見てきたが非常に難しいだろう、私自身の精神的な状態によって捉え方も変わってしまい、偏りが生まれたりする。
では逆に病気・病気でないになんの違いがあるのだろうか。無論その人自身が生活に支障をきたさないレベルの人で考えよう
特に大きな違いはないのだ、強いて言うなれば、自分自身が相手を受け止める時病気だから仕方ないと思うか、この人なんでこう言う言動になるのだろう?と疑問を感じるかの違いだろう。
世の中多種多様な人がいる中で、病気に近い人もいる、純粋に性格が悪く言動が腐っている人もいる、しかし逆を返せば生まれた時は皆同じだその中で性格が腐る人はその人の人生でそこまで捻じ曲げる何かがあったのだろう、言わばそこまでの性格にした場合ある種その人の心はもう病に落ちているのかもしれない。
その様に考えた時病気と病気でない人の境界線は存在しない、しかし受ける側の捉え方は重要だ、病気だと断定し且つ距離をとった場合その人は尚孤独になり悪化の一途を辿るだろう。
重要な事は病気の人にも性格があり、病気でない人にも性格はある、その全てをその人とし受け入れる姿勢が重要だ、しかしながら絶妙な距離感も求められる。